カテゴリ
全体2008シンガポール子連れ旅 旅の思い出 子連れ旅 0歳バンコク 中国・パキスタンの旅 未分類 以前の記事
2009年 08月2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 10月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 フォロー中のブログ
メモ帳
最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
シンガポール6) ナイトクルーズシンガポールで一番楽しみにしていたといえば、リバークルーズ。 10年前。 ケニアからの帰りにトランジットでシンガポール空港に降りた時、待ち時間が一定時間以上あるトランジット客を対象にした、なんと無料の市内ツアーサービスを利用した。 無料だよ無料! シンガポール空港が大好きになる筈だよ。 バスに載せられ市内へ出て楽しんだのが、船に乗って夜のリバークルーズ。 その時の夜景の美しかったこと! 見上げる摩天楼。 川沿いに立ち並ぶオシャレな店。ライトに浮かび上がるマーライオン。 アフリカ帰りの身には一切の生活感を排除した無機質な街の光が宝石のように輝いて見えた。 シンガポールに行ったら絶対にまたこの船に乗ろうと決めていた。 ラッフルズホテルを後にして、すっかり暗くなった街をシンガポール川に歩いて戻る。 シンガポール川というのは大都会シンガポールのまさに中心を流れる川で、河口には先ほど写真を撮ったマーライオンが、両岸には高層ビルやオシャレな建物がどこまでも並んでいる。 川辺は美しく整備された遊歩道になっており、何箇所かの乗り場を繋いでたくさんの観光船が周遊しているのだ。 コースは30分または45分で頻発、料金も千円前後と気軽で予約も要らない。 川に戻ってみると、なんと美しいこと! 思わず声をあげてしまうほど。 何本もかかる橋はどれも美しくライトアップされ、川面に映える美しいその景色にさっきまでの気分が一瞬にして吹き飛んだ。 はしゃぎまくって写真を撮り、それでは、と船のチケットを買う。 乗り場までの道のりもウキウキだ。 いよいよ船に乗り込む。 屋根がついて二人掛けの椅子が両側に並ぶ、40人ほどが乗れる船。 船尾のベンチに陣取れば、そのパノラマを直に楽しむことができる。 船はぐるぐると周遊しているため、コースを一周して各自乗り込んだ場所と同じ場所または降りた場所で下船となる。 最初は船尾が満員だったがほどなく空き、すかさず家族みんなで移動。 それからはもう、目は輝きっぱなし、顔は緩みっぱなし! 「ほら、綺麗でしょ?!綺麗・・・・すごいね。コレを見せたかったの!楽しい?楽しい?」 主人は取り付かれたようにビデオを回し続けた。 もちろん乗り物大好きな悠大の顔も輝いている。 明日香は他のお客さんのアイドルになっていて、白人やインド人、修学旅行の少女達など、次々と抱っこされては写真に収まっていた。 シンガポール川の川幅はさほど広くない。 なので両岸の風景はぐっと迫って見える。 見上げる摩天楼はまるで天から降ってくるようだし、川面に映る色とりどりの光は自分に被さってくるような感覚になる。 そしてライトアップされた橋を通り抜けるたびに光の輪をくぐりぬけ、暗い橋の下で一瞬途切れた夜景が再びパッと輝きを増す。 ハイライトはなんと言ってもマーライオン。 昼間、皆がその前でニコニコと写真を撮った愛すべきマーライオンは、ライトアップされるとぐっと凄みが出る。 じっと海原を見据え、この街の・・・シンガポールという国を守る神としての威厳に満ち溢れるのだ。 船はゆっくりとマーライオンを眺めつつ折り返す。 いつまで見ていても飽きないその夜景をたっぷりと堪能して船を降りた。
by nokonokoblog
| 2009-02-14 22:50
| 2008シンガポール子連れ旅
|