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子連れバンコク旅行記(13) 最終日 ありがとうバンコク

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今日の夜はいよいよ帰国。 
荷物を友達夫婦の部屋に預け、今夜はみんなでタイ料理を食べに行こうと約束する。

奥さんのほうの仕事が終わる7時過ぎまで時間があるので、何度も通ったショッピングセンター、LOTASへ。
目的は「髪を切ること」。

なにしろ出産前に切ったきり、一度も美容院には行っていなかった。
かなさんがこの旅の始め、パキスタン入りの前にバンコクで髪を切った、という話を聞き、私も!と出発前から楽しみにしていたのだ。

用意周到。
言葉が通じなくても大丈夫なように、ゆうべ友達からもらった気に入った髪形の雑誌の切り抜きを持参していた。

悠大と一緒に美容院に入る。 日本と同じような明るくおしゃれな美容院だ。
店長らしきスキンヘッドのマッチョな男性が流暢な日本語で対応してくれた。

なんだ、日本語できる人がいるんじゃないの!

「かわいいね~。何ヶ月?名前は? この子は僕が見ているよ。安心して。」

大きな体でひょいと悠大を抱っこして、上手にあやしてくれる。本当に子供が好きなようだ。
それにしてもタイ人は子供をあやすのが上手。 そして本当に子供好きな人ばかり。
この国は赤ちゃん連れで旅行するには最適な国なのでは、と本気で思った。

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店は空いていた。
私が切り抜きを見せると、
「この店は髪型はほとんど日本のを研究しているんだよ。彼はとても上手だよ。おい、彼女の髪を切ってやってくれ。」

店長が呼びつけたのは、垂れ目で唇の厚い、穏やかなラクダ顔のお兄さん。
店を出た後にわかったのだが、彼は多くのコンテストで賞をもらっているらしい。写真が何枚も店頭に飾ってあった。

まずはシャンプー。
日本と同じように仰向けに椅子が倒れて、アシスタント的な女性がガシガシと髪を洗ってくれる。
一度洗って流し、もう一度洗う・・・。

日本より多少乱暴ではあるが、さほど変わりはない。
さぁ、終わりかな、と思ったら、なんと3回目のシャンプーをはじめた。
耳までぐりぐりと洗われて、リンスをつけて流してシャンプーが終わった。
なぜ3度も・・・。まあいい。おかげでさっぱりした。

その後、ラクダ顔のお兄さんが私の髪を切り始めた。

写真をじっとみて、ヨシ、とばかりにうなづくと、迷うことなく切り始める。

シャギーがたくさん入ったスタイルなので、レザーを使うかな、と思ったらうれしいことに全部ハサミで丁寧にやってくれた。
レザーでナナメに削いでいくと毛先が痛みやすく、後で枝毛になったりするのでイヤなのだ。

彼は本当にカットが上手で、写真と同じだけでなく、見事に私の顔かたちに合わせて切ってくれた。

出来上がった髪型に大満足!
今までの髪型の中で一番気に入ってしまった。

うれしくなって日本語の話せない彼に、思いっきりうれしい顔をして手をたたいてお礼を言ったら、無口な彼は切り抜きを手にして私に見せ、

「オンナジ。(同じ)」

とてもうれしそうなはにかんだ笑顔を見せて日本語で言った。

「終わった? さっぱりしたねー。この子、寝ちゃったよ。」

スキンヘッドの店長が優しいパパの顔で抱いていた悠大を私に返してくれた。

「どうもありがとう。 この髪型、とても気に入りました。」

ご機嫌で店を出る。 
お代は約700円。 全くうれしくなってしまう安さだ。
また来ます、といいたいところだけどそれもできない。
全く私は幸運だ。

仕事を終えた友達夫婦と合流してバンコク最後の食事に出かけた。

途中、信号を渡ろうと交差点で待っていると、いつまでたっても信号が変わらない。
3分・・・・いや、もっとだ。おしゃべりをしながら5分ぐらいは待ったような気がする。

待ちながら二人が解説してくれた。

「ココの信号って手動なんですよ。 手動というか、係員が交通状態を見ながら信号を変えてるんですよ。ホラ、そこに小屋があるでしょう?あの中に人がいるわけです。 結構こういう信号って多くて。 まあ、待っていればいつかは必ず青になります。大丈夫。」

大丈夫って・・・いつかは青になるって・・・・。
上下3車線づつある大きな道路だ。それが、手動とは。

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少し歩くと店に到着。
しゃれた店ではないが、空席がないほど繁盛している。

「ここね、いつも人でいっぱいだからおいしいんだろうな、って気になってたんだけど入ってみたらホントにおいしかったの!」

彼女はいつもイキイキしているが、これまたとびきりの顔でそう言った。

しばらくしてみんなでテーブルに着き、乾杯。 お任せでいろいろ頼んでもらう。
どんな名前の料理かはわからないが、出てくるものはどれも、今まで食べたどの店の料理よりも確かにおいしかった。
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バンコク最後の晩餐。
日本にいるときと変わらないような他愛のない会話が和む。

学生時代からずっと兄弟のように育ってきた仲間。
「アジアを学ぶ」という特殊な環境で培った特別な仲間意識と同じ価値観は、時を経てそれぞれに磨かれ、
こうしてタイに移住するという夢を果たしたり、
専攻したパキスタンの言語を駆使する仕事についたり。
私は私なりにアジアやアジアからつながる世界へと旅を続けている。

遠く離れて暮らしていても、あの頃の青春と友情は昇華され、確固たるものになっている。
そう信じられる。

宿に戻り、いよいよ空港へ。
タクシーで向かう。

無機質な高速道路を車は快調に走る。
この旅のこと、これからの仕事のこと。なんとはなしに話をしながらバンコクの街をすり抜けていった。

いつかまた、戻ってこれるだろう。 バンコクはアジアのゲートだから。

ありがとう。友よ。
ありがとう、バンコク。
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# by nokonokoblog | 2007-09-09 01:44 | 子連れ旅 0歳バンコク

子連れバンコク旅行記(12) 最終日 インド人街

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バンコク最終日。

帰国便は深夜だから丸一日使えるのだ。

荷物をまとめて部屋を出ると、最初は再びカオサンへ。
昨日悠大に、と思って買ったTシャツが小さすぎたので、できれば交換したいと思ったのだ。
全く子供というのは親が思っているよりもずっと大きくなっているようだ。
来月1歳になる悠大には、もう赤ちゃんの服は、入らない。

今日は、暑い。

「今バンコクはものすごく暑いから覚悟して来て!」
と散々脅されてバンコク入りしたが、運良くここ3日ほどはそれほど気温が上がらなかったのだ。

ジリジリと照りつけ立ち昇っていく湿気の中、汗だくになりながら昨日のTシャツ売りのおばさんを探す。
路上に置かれた、箱の下に車輪がついたような・・・・本当に小さなスペースで商売をしていたおばさん。

「ここらへんにいたよね・・・・。」

カオサン通りを1往復半、うろうろと探してみるが、結局見つからない。 
物売りすら旅人のように通り過ぎる。
これがカオサンなのかもしれない。
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他に子供用Tシャツを売っている店を探して、路地に入っていった。
私がTシャツを選んでいる間、店の子供が悠大をずっとあやしてくれていた。

一番小さいのが3歳児用、といわれて買ったトゥクトゥク柄の真っ赤なTシャツ。
帰国後着せてみたら、すでにピッタリだった。
昨日の1歳児用のTシャツといい、タイの子供は日本の子供よりもずっと小柄なのだろう。
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屋台で食事をしてから今度はインド人街にある布市場へ。

狭い迷路のような路地にひしめく小さな店はまるで中東のスーク(市場)のよう。
店にはヒゲのインド人男性がいる。
大きな体を華やかなサリーで包んだ女性達がサリーの布地を選ぶ。

隣り合わせにタイ人がやっているタイの民族衣装の店もある。
インドでもタイでもない、どこの国のものかわからないような民族衣装が売っている店もある。
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インド人女性がすれ違いざまに体を斜めにして私と悠大のベビーカーを通してくれる。
匂いまでインドだ。
インド人女性というのは、太るとなぜこんなに腰まわりに肉がつくのだろう。

一体ここはどこの国?
圧倒的な異文化空間。


かなさんはインド音楽をやっている親友のためにサリーをプレゼントしたいのだという。
私はタイの民族衣装や布が目当て。
好きな布を買って帰り、服を作りたいのだ。

二人、思い思いに好きなものを見てはたまに合流する。

「今、サリーの薄黄緑のと薄紫ので悩んでいて。 友達にどっちがいいか聞こうと思って電話をしたところです。返事待ちなんですけどね。」

こんな千夜一夜に出てきそうな市場で日本の友達に携帯から国際電話か・・・。
なんだか奇妙だ。
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私は見事なタイの花嫁衣裳がたくさんぶら下がっているお店をのぞいてみた。

きれい・・・・!

今回私が会いにきた友達夫婦は、自分達の結婚式のときに二人でタイの結婚式の衣装を着た。
本当によく似合って素敵だった。
私も欲しいな・・・と思いつつ見上げるけれど、タイの花嫁衣裳は肩を出し、ピッチリと腰から下に布を巻く。
スリムでないとどうにも見苦しいのだ。
私には、無理。

悩みに悩んで少し光沢のある華やかな民族布と、バティック柄の布を買った。
華やかな布はパーティーにでも着られるドレスに、バティック柄は主人にシャツを作ってあげたいと思って。

かなさんは薄紫色のサリーを買ったようだ。

これで私達の買いたいものはすべて揃った。
宿に戻るとしよう。
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# by nokonokoblog | 2007-08-01 02:08 | 子連れ旅 0歳バンコク

子連れバンコク旅行記(11) 3日目 タイスキのMK

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カオサンから帰ってきた後は、仕事を終えた後輩夫婦と待ち合わせて夕食。
何が食べたいか、と聞かれて、タイスキまだ食べてないなぁ、と言ったら

「じゃ、MK行こっか!」

MKというのは、バンコクの町のアチコチで見かけるタイスキ(タイの鍋料理)のチェーン店。
タイ最大のレストランチェーンらしく、あまりにあちらこちらで見かけるので、なんとなく行ってみたかったのだ。

あっさりしたスープの鍋の中に、野菜やさつま揚げのような練り物、肉など、いろんなものをポンポン放りこんでハフハフ食べる。

美味い!!!

・・・と言いたいところだけれども、「ん?」 って感じ。

美味いとか不味いとか、そういう感想が出てくる味ではなく、なんというか・・・驚くほど淡白な味なのだ。
しっかり甘くて辛い、激しい美味さが魅力のタイ料理の中にあって、このタイスキというのはなんともほわ~んと気の抜けた感がある料理。

タイスキって、しゃぶしゃぶみたいに肉をしゃぶしゃぶして食べるものじゃなかったっけ・・・?

いろんな国で似たような鍋を食べている為、記憶がごちゃ混ぜになっていたのだろう。
私の記憶ではタイスキといえば日本のしゃぶしゃぶ鍋と同じような鍋で出てきたような気がしていたが、よく考えたらそれはベトナムで食べたものだったような気がする。
とにかくこのあっさりした鍋は初体験だった。

それにしても、タイをはじめ東南アジアではビールに氷を入れて飲むんだよな。

「ビール飲むよね?」 
「ビール4つね! 氷も入れてください!」

友達夫婦がタイ語で注文してくれる。

「ん~~~、この氷で薄まってくたっとなったビールがまたタイっぽくていいんだ~。」

私以外の3人はうんうんとうなづいてうれしそうだが、私はやっぱりビールに氷はいらないや、と思う。
たしかに東南アジア情緒は感じられるけれど、やっぱり薄まったビールなんておいしくないよ。 

昔は私も旅先ではビールに氷を入れて飲んでいた。
 
ただ、それは店によってはビールが冷えてなかったからであり、イマドキどこの国でも、屋外の屋台でさえ、必ず冷えひえのビールが出てくるわけだから、氷なんてやっぱり要らない、と。

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それよりもびっくりしたのはMK名物、MKダンス!
毎時ピッタリになると、従業員が客の目の前に並んでダンスを披露するのだ。
決してタイの伝統的なダンスとかじゃないですよ。 今風の・・・というよりも、小学生のおゆうぎ的な半端なノリのダンス。

ポップな音楽に合わせて右に左にステップステップ・・・お手々をたたいてお尻をフリフリ、一回転♪ 

それがまた・・・。
めちゃめちゃかわいい!!!

・・・というか脱力感あふれるかわいさなのよ。

(どうぞ映像をご覧ください。↓)
http://www.youtube.com/watch?v=nsOG6Nuex6o&mode=related&search=

なんかこう、びっくりしつつも、なごむというか・・・。
タイ人って女の子も男の子もかわいいから、並んでかわいく踊られちゃうと、おばさんほほえましくて頬が緩んじゃうよ。(笑)


この店は宿に近いショッピングセンター、LOTASの中だったので、食後は買い物。
家族や友達へのお土産をまだ買っていなかったのだ。

タイのビールやグリーンカレーの素、ドリアンチップスやトムヤムキューブなど、いろいろ見て回る。

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面白かったのはビニール製のポーチに入ったキットカット。
私が手に取ったを見て、バンコク在住の友達が

「あ、コレ、この前僕も買っちゃった。 ソンクラーン(水かけ祭り)のときに携帯電話が濡れないようにこれに入れて首にかけるんです。」

なるほどね・・・!
たしかに首から携帯電話を入れたポーチをかけて水をぶっ掛けられているお兄さんの絵がついている。
なんだか楽しいからひとつ買ってみる。

それと、何だろう。
KAMIKAZEと書いてある不思議な飲み物。
日の丸のついた零戦の絵。 

「フルーツワイン リキュール アルコール5%」 などと書いてあるので、一応酒類であることは間違いない。
買ってはきたが、まだ我が家の冷蔵庫にそのまま入っているので味はわからない。

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これでお土産は完了!
明日の夜の帰国に向けて、その夜は遅くまで荷造りに励んだのだった。
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# by nokonokoblog | 2007-07-03 00:35 | 子連れ旅 0歳バンコク

子連れバンコク旅行記(10) 3日目 カオサン

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「これからカオサンに行きませんか。私もう何年も行ってないんでどう変わってるか見てみたいんです。」

カオサンというのは有名な安宿街。 
世界中のバックパッカーが集まり、旅行者相手の店が軒を連ねる。
長く居ついて旅の疲れを癒す者も多く、一種異様なカオスを生み出している旅人の聖地。

とはいえ私は一度もカオサンに行ったことはない。
いかにも、というバックパッカーの巣窟に、私のような短期旅行者が行くメリットを感じなかったからだ。

「行こう行こう!行ってみたい!」

泊まらずとも、一度は行ってみたかったのだ。

タクシーを降り、歩行者天国のカオサンロードをベビーカーを押して歩いていく。

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これでもか、というネオン看板。
なるほどすごい。
道を歩くのは外国人ばかり。
タイ人といえばこの街で働く人ばかり。

イサーンの民族衣装を着て安っぽい手作りアクセサリーを売るおばさん達。
店を持てずにみかん箱のような台に商品を並べて売っているお姉さん達。

いかにも旅行に便利なペラペラの服やバッグ、ご当地Tシャツ、かわいい雑貨など、あらゆるお土産屋が並び、
三つ編み屋やタトゥー屋、なぜかカツラ屋、イスラエリがよく路上で店を広げているような銀製品。
実はこのイスラエリお得意の銀製品の卸屋もこのカオサンにはたくさんある。

旅行代理店、散髪屋、食堂、屋台、コンビニ、昼間からビールが飲めるオープンカフェ。
旅行者に便利なものはなんでも揃っている。
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「あ、あのバッグかわいいですね。いくらだろう。」

「私、Tシャツがほしいな・・・」

二人でいろんなお店を冷やかしながらもかなさんは以前のカオサンの様子を思い出しながら繰り返しこんなことを言っていた。

「わ~~~~。 変わったー。 すごいキレイになってる。 
あ、でも、あの古い建物、あんな感じの建物は同じです。 ああ、やっぱり変わってない・・・・。
あ、あの宿、私あそこに泊まったことあります。 ここには食堂があったんですけど・・・今はないですね。へえ~。」

彼女は何度となくこのカオサンに滞在しては、その時々の青春の一コマをこのカオサンに残してきたのだ。

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かなさんが言った。

「のこのこさん、ビール飲みたいって言ってましたね。生がありますよ!飲みましょうよ。」

実はかなさんはお酒に弱い。自分からビールを飲もう、というのはよほど気分がいいのだろう。

「あ。ガイヤーン(タイの焼き鳥)もありますね。食べましょう食べましょう。」

生のビア・シンをジョッキで乾杯!

あ~~~うまい!
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時は夕方。
今日は暑かった。たくさん動いたあとの体に生ビールが染みこんでいく。

お互いについこの前まで長らくバックパッカーをやっていた。
しかし私は出産し、彼女は難関を突破してこの春から新しい仕事へと羽ばたいていく。

ビールを片手にカオサンを歩く若いバックパッカー達を眺めていると、それはもはや私たちがいつのまにか通り過ぎて遠くなった光景だった。
感傷的ではなく、なにかとても素直に、旅人たちをまぶしくいとおしく見守っている自分がいた。

常に体当たりで突き進んでいく中東やアフリカの旅はとても赤裸々で、ギラギラとしたパワーがいるものだ。
だが、ここではむき出しのパワーは要らない。

ここから世界に向けて旅を始める人。
長旅の疲れを癒す人。
初の自由旅行でなにもかもがドキドキワクワクの人。
いろんな人がここに集っているが、みんなが一様にリラックスできる何かがここにはあり、すべては「旅」でつながっている。

ほわほわとビールでゆるんだ体にそんな素敵な旅の空気が溶け込んでいった。

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再びそぞろ歩き。
やがて日が沈み、ネオンが一層華やかに街を彩っていった。

和紙のようなものでできている、中に電球が入ったつるし飾り。
なんだかお祭りの縁日のようだ。

バナナのクレープを食べる。 
これが絶品!
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「おいしい~! おいしい~! 最高~!!!」

焼いてくれたおばちゃんは静かな人だったが、このおいしさ=うれしさを伝えたくて、一生懸命おいしい、おいしいとアピールしてしまった。

すっかり青春時代の旅に戻ってはしゃいでいる自分がいた。
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# by nokonokoblog | 2007-06-23 23:40

またも・・・妊婦ですが行って来ます。(ぺこり)

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いやはや。


みなさん旅行記が止まっててホントにすみません。(ぺこぺこ)



微熱がず~~~~~~~っと3週間以上続いていて、半病人生活だったんです。
ちょっと家事をやるだけでも疲れてくたばってダウンしていたのでとても旅行記を書くパワーが・・・
ええ。言い訳ですがホントのことなんで。


そんなわけで、また妊娠しました。今日で4ヶ月目。

予定は11月28日。 マルコー年子出産イケイケ~~~~!!!!


そうです。タイに行ったときには妊娠していたのです。(気が付いてなかったけど)

そしてっ!

明日から10日間ほどアメリカ&カナダ(シアトル&バンクーバー&ロス)へ行って来ます!

ええ。体はキツイですがね。 はい。とっても。


マリナーズスタジアムでイチローを見て、
バンクーバーでホエールウォッチングして、(シャチね♪)
ロスのビーチでまったりして、
メキシコ料理を食べて、
サンディエゴのシーワールドでシャチやイルカのショーを見てきます!!!

・・・・予定は未定。健康ならね。

他はもれなくくたばっている予定。

だって、ガイドブックを何度読んでも行きたいところがひとつもないんですもの~~~~!!!!!

そう。アメリカなんて私の行くようなトコじゃないのさ。



そんなわけでバンコク旅行記はついに書き上げられませんでしたが(もうあきらめた)
行って来ます。

母子ともども死なないように気をつけますわ。(シャレにならない)

そして帰国してもアメリカ旅行記なんてものは書きません!
そんなことよりもパキスタンの旅行記のほうが100倍重要だ!!!(←墓穴)

それではみなさん。


ご~ぶ~じ~で~~~~~♪
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# by nokonokoblog | 2007-05-17 14:31

山の中のアフリカイベント!

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西アフリカ関連のイベントで友達が踊るので来てみました!

もうねぇ、不安になるぐらいものすごい山の中。
でも新緑がキレイで気持ちよかったです。

到着時間は12時、ちょうどギニア料理が振舞われていました。

刻んだオクラをレモン味でさっと煮てある・・・初めて遭遇する味の食べ物と、
鶏肉とタマネギを薄味でさっぱり煮てあるものの2品。

これをごはんにかけて食べるのです。
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今回は竹の器と竹のヘラ(ちょうど丸みでスプーンになる)で風流にいただきました。
(写真に写ってるのはふつうのお椀ですがね)

レモン味のオクラ?
初めて遭遇する味ではあるんだけど、素材の味が活きていてわりかし難なく食べられちゃいます。

ゆうだいも写真ではムっとした顔していますが、一口食べたら気に入ったみたい。

ギニア料理バクバク食べる一歳児ってのもなかなかよね。
レモンバームのお茶もいただいて、さやわか~な気分!

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それにしても

おどり最高!
太鼓最高!
天気最高!

友達のTちゃんが仲間と一緒に披露してくれたすばらしいダンス。
そして仲間たちの見事にシンクロする太鼓。

彼女とはマリの首都バマコの宿で知り合ったんだけど、その時彼女はそこに3ヶ月滞在してびっちり踊りを習っていたのです。
見た目は控えめな子でとてもダンサーには見えないんだけど、
一度スイッチ入るとすごい!

びっくりするぐらい激しくて、開放的で、とてつもなく楽しそうに踊る・・・
なんかねぇ、魂からわきたってるものを感じましたよ!
この人ほんとに踊りが好きで楽しくてたまらないんだな、って思いました。
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他のダンサーの人も太鼓の人達もみ~~~~んな笑顔でホントにホントに楽しそうで。
ああ、いい仲間だな、って思いました。

そして楽しむ気持ちって伝わるんですね。
見ているお客さんたちも本当に楽しんでた!


あー、いいものを見せてもらいました。

主催のNGOと彼女のダンス&太鼓チームは静岡には縁があってよくこうしてイベントに来ているんだそうです。

また絶対に見に来るからね!
その時はうちでおいしいもの食べていって~~~!

Tちゃん、どうもありがとう!
ステキだったよ。
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# by nokonokoblog | 2007-05-13 15:49

子連れバンコク旅行記(9) 3日目 天空の寺。

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「今からどこに行きましょうか。お寺に行ってみませんか?面白そうなお寺があるんです。」

一体どんなお寺かと思ったが、都会の人いきれにも疲れた。お寺の静けさに浸るのも悪くない。

さっとタクシーに乗って到着したのは、天空の城のような不思議なお寺。
バベルの塔のように小山の周囲をぐるりと階段がついており、それをずっと登っていくと、頂上にパゴタ(仏塔)が見える。
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「頂上からはバンコクの街一望ですよ。 でも、登るんですよね・・・。 悠大君はどうしましょう。」

「おんぶ紐だすよ。」

悠大を背負って長い階段を上るのは辛いが、高いところは好きだしなんだかワクワクする。

「あ。今日に限っておんぶ紐忘れた~!まぁ、いいよ。登ってみるよ。」

ベビーカーは折りたたむとコンパクトで軽い。彼女に持ってもらって私は悠大を抱えてすこし登った後、これではとてもダメだ、と10キロ弱の彼を肩車にしてひたすら階段を登り始めた。
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途中、自由に鳴らせる鐘がある。
気分転換に鳴らしてみるも、休むことはせずに一気に登っていった。少しでも休んだら動けなくなりそうだからだ。

ハァハァ言いながら登る母とは対照的に悠大はこれ以上ないくらいゴキゲン。
そりゃそうだろう、大好きな肩車で自由に見渡せる周りの景色も最高なんだから。

下から見上げて想像したよりは簡単に、上のお寺にたどりついた。

「ついた~!!!」

私は悠大を下ろしてひんやりとした床にへたり込み、持っていた扇子でパタパタと扇いだ。
汗が吹き出て止まらない。

悠大はうれしそうに勝手にはいはいして動く。
若いお坊さんに時折あやしてもらいながら。
外はいい景色だ。
まさに360度バンコク一望。上から見渡すと、バンコクがいかにお寺の多い街かよくわかる。
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「この上に行けるんですよ」
、と彼女が行くので狭いらせん状の階段を登っていったら

「わーーー!!!」
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開放感あふれるその場所は、清清しいタイル張りの床の上に金色に光る大きなパゴタが天に向かってそびえていた。
心地よい風が吹き抜ける。

気持ちいい・・・・。

私はペタンとその床に座り込み、悠大を勝手に遊ばせくつろいでいた。
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「オー。サムライ」

甚平を着ている悠大は外国人にはウケがいい。 彼も気持ちよさそうに這い回っていた。

天空の寺。

登るのは疲れたが、苦手な都会の喧騒から解放されて心がすっかり軽くなり、不思議と体の疲れも癒された。

降りるのは簡単。 

肩車しながらカメラを構えて写真を撮っていたら、「起用ですね」 と日本人の男性に声をかけられてた。

そういえばバンコクに来て他の観光客に話しかけられたのは初めて。 
なんだか清清しい気分になる、そんな寺だった。

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# by nokonokoblog | 2007-04-11 01:23

子連れバンコク旅行記(8) 3日目 大都会でクラクラ 

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↑これがソムタム。 青パパイヤの歯ごたえととピーナッツの香ばしさがたまらない。


3日目の朝。 
かなさんは外に食事へ。私は部屋の中で悠大と食事。

・・・と思ったらかなさん、近くの食堂のお気に入りのソムタムをテイクアウトして帰ってきた。

「このソムタムがおいしいんですよ~」

ソムタムというのはタイ北部のイサーン料理の代表で、青いパパイヤを細く長く千切りにしたものにたっぷりの唐辛子乾燥えび、ピーナッツやトマトを入れてナンプラーとレモンで味つけしたものである。

「ソムタムって辛くない?私昔イサーンでソムタム食べて立ち直れないほど辛くてさ。苦しみのたうちまわったことがあるんだけど。それ以来一度も食べたこと無いな。」

「そうですか? 大丈夫ですよ。このナマズのから揚げもおいしい~♪」

彼女の辛さに対する「大丈夫」ははっきりいって当てにならない。 
常人からすると相当辛いものでも全く平気な体になってしまっている。 

ちなみに私、ナマズも好きではない。たまに外国の大河の近くの町で、そう、イサーンでも食べた。ソムタムとペアーになっていることが多いのだ・・・あのぶよぶよとして泥臭い白い身が、どうもなじめないのだ。

おそるおそる、ソムタムを食べてみた。慎重に唐辛子を避けて。

「ん??? おいしい!」

すごくおいしいじゃないの! 

レモンの酸味、ピーナッツの香ばしさ、ナンプラー特有の出汁の効いた香り。
そうか~ソムタムってこんなにおいしいものだったのね!
カンタンだよね、家で作ってみよう。 

「日本だとにんじんで作るといいっていいますよね。」

「うんうん、そう本に載ってたよ!」

ソムタム、開眼。

すでに日本に帰国してから作ってしまった。


「今日はBTS(スカイトレイン)に乗って高級デパートに行ってみましょう。そのあとカオサンに行きたいな。」

「わ~いそうしようそうしよう!」

すべて彼女におまかせ。全く自分で考えようと思ってもいなけりゃ何をしたいとすら考えていない。
意外に思うかもしれないが、私は案外素直に親しくて詳しい人のオススメには従がおうとするタイプなのだ。

BTSの駅までは結構あるのでタクシーを使ってしまった。 徒歩15分の距離をベビーカーはきつい。
おお!これがBTSか!
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ゆりかもめやディズニーワールドのモノレールを思い出す。全く現代風で機能的な駅の作り。
もうここがタイだなんて思えなくなってきた。

BTSの料金は25バーツ。
驚くほど高い。
タイのお金の価値を日本の感覚にスライドさせれば4~500円払っているような料金だ。
何日間か有効のパスや定期券のようなものがあるらしいが、この乗り物を日常的に乗れるのはある程度裕福な層でしかないだろう。

自動改札を通るとき、駅員がベビーカーの私のためにさっとゲートを開いてくれた。
おおお!なんてすばらしい対応!
日本でもこのくらい気が付いてくれればいいのに。
そしてバリアフリー用にちゃんとついているエレベーターで上がっていく。

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ピカピカの車両に乗る。 

若い乗客が多い。
だが誰もが見るからにスマートな・・・こぎれいで堂々として、要は貧乏臭い人など一人もいない。
なるほどそれはそうだろう、とえらく納得しながらスイスイと流れていく窓の外を眺めていた。

最初に降りたのはプロンポンという駅。
ここには高級ブランドが山ほど入ったデパート、「エンポリアム」がある。

駅からデパートまでは直結。
ここは銀座か?新宿か?
あまりの都会っぷりにクラクラしながらデパートの中へ。

ん~~~~~。
とにかく美しい建物だ。
静岡の田舎暮らしの私には建物内を見て回るにも気が引けるようだが、今日はちょっとオシャレをしてきたのだ。
大丈夫、駐在日本人マダムに見える見える・・・・(といいなぁ。)

最初に見たのは化粧品コーナー。
あったあった、私の扱ってる会社のコーナー。
化粧水で10000円クラスの超高級品がメインブランドで、あとは百貨店ブランドのルナソルやRMKが主流。

日本でも東京でないとなかなかお目にかかれない豪華ラインナップにため息。
パンフレットを見ていたらお姉さんに声をかけられた。

「かわいい赤ちゃん・・・・何ヶ月?」
「来月で1歳です」
「私も赤ちゃんがいるの。今3ヶ月よ」

3ヶ月・・・・。 
この国では出産してもお世話は祖母にまかせて1~2ヶ月であっさり職場復帰してしまうのが当たり前だ。
この国だけでなく、台湾でもそうだった。他のアジアの国でもこのパターンは多い。

若い嫁は働き、祖母が子育て。食事は屋台で惣菜を買ってすませる。
それは合理的でごく当たり前のシステムとなっている。

一方日本はというと。
働きたい女性にとって日本は全く世界から立ち遅れている。

化粧品は見るだけ。他の階に。
下着が見たくて衣料品のフロアで足を止めた。
すると私よりもかなさんが熱心に品物を選び始めた。
「外国にくるとブランドものの下着が安く買えるから結構買って帰りますよ。でもタイの下着はスリムでカップも小さいものが多いからいいのがあるかどうか・・・。」

確かにブラジャーなど華奢でかわいらしいサイズのものばかり。
これでは私には用がない。

と、お向かいの洋服屋を見ていたらちょうどバーゲンで半額!
それがまた高級デパートだけあって、センス良くってステキなものばかり。
しかも、1500円ぐらいからと、私にも買えるお値段になっているじゃないの。

・・・スイッチ入った!

悠大は勝手に抱っこしてあやしてくれる店員のお姉さんにまかせてほっぽりだし、
次々と選んでは試着しはじめた。
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なにせ妊娠してから今まで、ずっとオシャレに縁がなかったのだ。
やっとこそウエストサイズが戻り、ミルクタンク仕様だったバストもやっと通常サイズに戻ってきた矢先。
気に入ったデザインの服を着てみるのが楽しくて仕方が無い。

かなさんもステキなブラウスを本気で選び始めている。
こういうときに女同士って楽しいのよね!

結局選んだのは3点。
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カジュアルに着られる濃い紫色のシャツ。
ふんわりと肘までの袖が付いてるところがオイシイ、甘すぎないこげ茶色の大人のチュニック(キャミソール付き)。
木綿のざっくり感がとペーズリーの刺繍がかわいいサマードレス。後ろにリボン結びするところもグッドじゃないのー。

ん~~~~見れば見るほど気に入ったぁ~! 

お会計を済ませ、オシャレで豪華な紙袋を持って大満足して売り場を出て、もうお昼にしようよ、とフードコートへ。

・・・さすが。
キレイでオシャレだけど、高い。(汗)

な~んとなく自分ばっかり買い物をしちゃってラクダ夫に申し訳ないような気がしてここで食事をするのが気が引けた。
それに、あまりに人が多くて値段が高いわりにうるさくて落ち着かないのだ。

このデパートには気が済んで、再びBTSに乗って今度は「サイアム」へ。

サイアムというのはバンコクで一番の都会エリア。
私も十数年前に来たことがあった・・・・が。
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見事なデパートや高層ビルがニョキニョキ建ち並び、地べたのほうには路地を挟んで小さくてオシャレな店がひしめいている。

もう、ホントにどうしていいかわかんないほどの大都会で、田舎者の私はこの駅の外を見ただけでクラクラしてしまった。
デパートの中に入って何か食べようとしたが、すっかり気後れしてしまって私が音を上げ、すぐに出てきてしまった。

この街のビルの谷間。
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狭くて奥がずっと続いている通路沿いに屋台が立ち並んでいた。
片側にずらっと食べ物屋台。右側にずらっと4人用テーブル。

ぐっと庶民的な一角で、なんだかとてもホッとしたので、ここで昼食をとることにした。

「この辺は近くに大学もあるし結構安い店もあるんですよね。」

ベビーカーが入るのがやっとの狭い通路を奥へ奥へと入って行き、やっとあいている席を見つけて陣取った。

「それじゃぁ各自好きなものを買ってくるということで!」

かなさんはうれしそうにあれこれ注文を始めた。
私も近くの屋台に注文。おいしそうなフルーツの生ジュースも頼んでみた。

かなさんはごはんに鶏そぼろや空芯菜の炒め物や豚肉の甘辛揚げなどいろいろ載せてもらって、ソムタムも買ってきた。
私は悠大を待たせていたのが気になってアレコレ選べず、シンプルに大好きな鶏そぼろごはんのみ。
でもこれ、最初にタイに行って食べて以来今でも一番好きなタイ料理なのだ。
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「いただきま~す!」

ん~おいしい! 
私は日本でも外国でも都会は苦手。 こういう庶民的な場所で庶民的なものを食べるのが一番好きなのだ。

「この近くにマンゴーのデザート専門店があるんですよ。のこのこさんマンゴー好きでしょ?行ってみますか?」

「行く行く!!!」

私が一番好きな果物といえば、マンゴーなのだ。
マンゴーだけでいろんなデザートがある店と聞いたら行かないわけにはいかない。

思ったよりも小さい店。 それでも席はなんとか空いている。

メニューのシートを見るなり困ってしまった。

・・・・どれにしよう。

マンゴーのアイスやらプリンやら、ミルクがかかったものやら、どれも生のプルプルの果実とセットになっていて、どうにも目移りして選べない。

かなさんはさっさとマンゴーのアイスの盛り合わせに決めた。

「え~それが一番おいしそうじゃん。」
「じゃぁ同じものにしますか。」
「いやだ。同じものじゃつまんない。違うものにする。」
「でもどうしようこれはどんなのなの?」
「書いてあるじゃないですか。」
「え~と、え~と」
「ずいぶん悩みますね。 早くしないと後ろの人が待っていますよ」
「そんなぁぁぁぁ」

もう、泣きそうだ。

それでは、とマンゴープリンにココナツミルクのようなものがかかったものを注文した。
・・・はずだった。

しばらくして私の前に置かれたのは、
ココナツミルクにタピオカが入って、その中にマンゴーの果肉が入っていて、マンゴーのソースがかかっている、というもの。

「ん? 私こんなのたのんだっけ? マンゴープリン頼んだはずなんだけど」
「何言ってるんですか。どう見てもそれ頼んでましたよ。」
「だって、これ、タピオカじゃん。写真だとマンゴープリンにココナツミルクがかかってるみたいなやつだったよ。」
「いや、タピオカって説明が書いてあったじゃないですか。」
「あせって決めたからそんなの見てないよ~。」
「のこのこさん、昨日もパニーニ頼むつもりでクラブサンド頼んでましたね。なんで間違えるんですか?」
「・・・・・・・・・・。 だって、私バカなんだもん。」

痛いところを突かれて本気で悲しくなってしまった。

そうなのだ。 私は異様にバカなのだ。

とりわけメニューを見るのが苦手。
たかだかファミレスのランチのAセットには何がついて、Bセットには何がついて、そのうちコレとコレは選べて・・・、なんていうのがあったらもう、わけがわからなくなる。

ましてや「Aコースの場合はアンティパスタはこの3品から、パスタはあちらに表示してあります本日のパスタとこちらの印のついたものからどれか一品、メインディッシュはこれとこれを覗いたこの枠の中から選んでください」
などと言われてしまったら完全にお手上げだ。

なぜこんなカンタンなことが理解できないのか、と言われても私にもわからない。
とにかく、苦手なのである。

それにしても私がマンゴープリンだと思ってしまった品は特に好きでもないタピオカであったことがとても悲しかったのだ。

「これ、食べていいですよ。」

半ばあきれてかなさんが言うので私はお母さんに怒られた子供のようにしゅん、となってしまった。

「結構いちいち迷ったり落ち込んだりしますねぇ。意外です。」

彼女の私のイメージは、いつも一人旅をしている中でどんどん自分で決断して危険や困難をするりと回避したり解決したりしている「たくましいのこのこ」なのだろう。

でも、実は私は頼れる人がいてすっかりおまかせモードに入ってしまうととことん甘えて一切自分で判断しなくなるのだ。
結婚してからは特にそう。
私はこの旅では彼女を心から信頼して完全に頼りきり、彼女の決めることを受け入れていた。

あまりの頼りなさと甘えっぷりに彼女もさぞかしイライラしたことだろう。ましてや子連れ。
でも、頼りまくるくせに中途半端に主張する旅の連れほど嫌なものはない。
私はひたすら、どこまでも面倒を見てもらい、全てに従ってついていく連れとしていよう、と決めていたのだ。

さて、そのマンゴーのデザートのお味が美味しくないはずがない。
その贅沢な果肉のなめらかさ、甘さ、香り。
それは専門店の名前に恥じないすばらしいものだった。

ただ、注文したものが私の想像したものと全く違っただけなのだ。

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↑マンゴーアイスと餅米とココナツミルクのデザート。タピオカのほうは私の気持ちを反映してかなピンボケだったので載せず。(涙)
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# by nokonokoblog | 2007-04-06 09:37 | 子連れ旅 0歳バンコク

子連れバンコク旅行記(7) アラブ人街でアラブ料理 


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渋滞のバンコクをタクシーに乗ってホテルに帰ってきた。
湿度かスモッグか。 妙にぼんやりとした夕焼けがのんびりと空を彩る。

今日は友達夫婦のダンナさまのほう、あみとくんの誕生日!
みんなでお祝いしようね、と約束していたのだ。

彼の誕生日ではあるのだが、場所はラクダ家ウエルカム企画ということで、なんとアラブ人街でアラブ料理!

アラブ料理なんてワクワク!
でも、今日はおなかの調子が・・・大丈夫かしら。

アラブ人街に到着。

うわっ! 

ここは・・・タイではない!完全にアラブだ!
アラブ人やインド人だらけ。 看板もアラビア語。

アザーンが鳴り響き、アラビア半島から抜け出てきたような白いアラブ服とカフィーヤ(頭の布&輪っか)姿の男性が悠々と歩いている。

店頭にはシュワルマ(肉を回転する棒に重ねて刺し、外側からジリジリ焼いて食べるアラブ名物料理)が周り、おなじみのトマトで煮込んだ料理が並んでいる。店に流れる音楽もおなじみのアラブ歌謡。

ああ! なんて居心地がいいんでしょう! 私の居場所に戻ってきた!

「なにここ? なんか怖い~。 タイじゃないよ~!一体何を食べたらいいの?」

あみと夫妻はこんな言葉を口にしながらキョロキョロ。

とりあえずえらいこときらびやかで人気のありそうな店に入って座った。エジプト料理中心の店。

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「注文はのこのこさんに任せるから!」

ん~、私もエジプト料理は詳しくないよ・・・・とか言いつつも、
いかにもアラブ料理、エジプト料理、というものを次々と注文していく。

羊の串焼きや鳩のグリル、ごはんを葡萄の葉に包んだ煮物、マメコロッケ、にんにくとマメのペースト・・・。

どれもこれも、私の口にはなじみのものばかり。
おなかの調子が心配だったのがウソのよう、パクパクどんどん入っていく。

悠大にも辛くないので食べさせる。
全くこの子はタイ料理でもアラブ料理でもインド料理でも、不思議な顔ひとつせずに食べてしまう。
日本じゃ固いご飯は食べないというのに。 ゼロ歳児でもやはり旅師としての好奇心がうずくのだろうか。
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残念なのは誕生日だというのにビールで乾杯できないこと。
タイであってもアラブ人街の店にはビールはおいてないのだ。

そのかわり、水タバコを頼んでバースデイ記念にスパスパ。

すぅ~っと大きく吸うと、笑っちゃうほどかわいいイチゴ味の煙がポコポコと水を通ってやわらかく口に入ってくる。

「おもしろ~い!」

水タバコがはじめてらしい彼らは、ふざけて煙をうんと溜めてからポっと出したり写真を撮ったりしておおはしゃぎ。

私にとって珍しくも無い水タバコだが、これだけ盛り上がるとうれしくなる。
タバコは一切吸わない私だが、水タバコでむせたりキツイと感じたことは一度もない。
煙が水を通るときに、水のフィルターがどんどん有害成分をキャッチして水に溶かしこむのだ。

それにしても居心地がいい。
やっぱり私はアラブにいるとほっとするんだな。

「アラブ料理にしてくれてありがとう! おかげでおなかの調子悪かったのにバクバク食べられるよ!」

「それはよかった。フフフフフ。」

自分たちの夢を追いかけて、夫婦で異国の地に暮らし始めて数ヶ月。
彼らは偶然にも日本から来た仲間と誕生日をいっしょに祝えることを心から楽しんでいるようだ。

最後にお店の前で記念撮影をして誕生日ディナーは終了。

昨日も楽しかった。今日も楽しい。 明日もきっと楽しいんだろうな。

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# by nokonokoblog | 2007-03-31 23:42

子連れバンコク旅行記(6) 2日目

朝、のそのそと起きる。

水を飲んでもまだおなかがクルクルするので、朝食は悠大用に買ってあったバナナとヨーグルト。
そして粉末のスポーツドリンクを水に溶かして飲んだ。

それでも体調自体は悪くないので外へ。

「こんな日はちょっとオシャレなカフェでおいしパンでもいかがですか?そのあと今日は船に乗りましょう。」

と、かなさんが連れて行ってくれたのは、豪華ホテルの「ロイヤル・オーキッド・シェラトン」のオープンカフェ。

「前にここで食べたパンが半端じゃなくおいしかったんですよ。高いですけどね。」

なにせシェラトン。万年貧乏人の私にはびびってしまうぐらいの値段のパンが売っているわけですよ。
それでもまぁタイだからホットパニーニが75バーツ(225円)くらい。日本でスタバするぐらいの値段なわけで。

「すごいすごい! 豪華~~~オシャレ~~~~! 食べよう食べよう!!!」

異様に喜ぶ私。
注文して出てきたパニーニやクラブサンドをお優雅に食べるとホントにいい気分。

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「やっぱり旅行はメリハリですよ。お金がなくてもこうしてたまに豪華な気分に浸るのも重要です。私もインドに行ったら普段は安宿でもたまに宮殿ホテルにも必ず泊まるのが楽しみです。」

なるほどね・・・・。

いや、わかる。解るけどなかなかできない貧乏性の私。 
30万円も出してアフリカくんだりまで行ってテント代をケチって野宿したり水代もケチって沸かして飲んでいるんだから情けない。  

食べ終わった後はそのシェラトンの中に入ってお土産を探す。
ちょっとステキなお土産を探したければ最高級ホテルに行くのがいい。

ありがちだけど気に入ったゾウ柄のタイシルクのバッグとステキなペアグラス、そしてエアメール用の絵葉書を購入。 キレイなトイレで悠大のオムツ換えも完了した。

「さぁ、行きましょう!」

川沿いに建つシェラトンの脇は船着場「シー・プラヤー」。 
ここからチャオプラヤーエキスプレスに乗って終点までのんびり船旅を楽しむのだ。 
たった13バーツでたっぷり一時間の船旅を楽しめるんだからこれはうれしい。

悠大を抱いて乗り込むと船の中はすでに満席。 
それでも子連れで危ないからと、ちょうど座れるぐらいの高さの台に座るように言われ、お言葉に甘えたが、隣にはお坊さんが座っていた。
もう一人は余裕で座れるスペースがあったので、お坊さんの方に動こうとしたら

「あ、のこのこさん、お坊さんには触っちゃダメなんです。 離れていないと!」

あわててかなさんが注意する。

タイのお坊さんに障っちゃいけないことは知っていたが、お坊さんがここに一人座っているおかげで詰めれば4人ぐらい座れるスペースががら空きなのだ。

若くて体のがっちりした、いかにも強そうなお坊さんが座り、女性や年寄りが立っているのになんだか腹がたち、

「だったら坊さんが立てばいいのに!」

つい余計な言葉を口に出してしまった。
どうも私、心に余裕がないらしい。
  
ゆうべおなかを壊し、今朝からあまり水分をとっていない。 気温も昨日より高い。 
疲れもあって体がだるいのは確かだ。

それでも子連れ旅に黙ってつきあってくれているかなさんにとっては気分悪いだろうな、と後から反省したけれど・・・・ダメね、私。

それにしても船の旅は気持ちいい。

悠大をおんぶして手すりにつかまって岸の様子を眺めてみる。

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ゆったりと通り過ぎる暁の寺。 
柱が水につかっている水上家屋。
すれ違う船。
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常に心地よい風があたって、蒸し暑い陸上とは別世界。

それにしても、バンコクは本当に都会になった。
私が以前訪れた13年前は、河岸の景色はもっと、もっと生活の臭いあふれる風景だったはずだ。

そのうち席が空き、座ることができた。
心地よい風に吹かれ、悠大が眠ってしまった。
私も船のゆらぎにまかせ、うとうと眠ってしまった。
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あたりの景色から大分超高層ビルが少なくなり、横広がりな景色になった頃、終点のノンタブリーに到着した。

ここはもうバンコクではない。 隣の県の県都。
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船着場・・・というより「船の駅」を出ると、そこはバンコクでは消えてしまった、懐かしい雰囲気の町だった。

駅前にサイクルリキシャーがたくさん待機している。 
歩道には小さな露店がたくさん出て、飲み物やフルーツなどが売られている。

それはいつもの私ならワクワクする町並みだったが、なんだか体の調子が悪い。
一番暑い時間帯。 背中から悠大をおろしてベビーカーを押して歩くのもきつかった。

「食堂があったらそこでご飯を食べて休みましょう。」

かなさんはそういってくれるが、その食堂がなかなか見当たらず、私はクラクラしながら必死で歩いていった。

結構歩いたところにあった食堂に入り、天井についた扇風機の風にあたりながら、米の麺を食べる。
上品な味のお肉たっぷりのあんかけそば。
とてもおいしいのだが、冷たいペプシも麺も、なかなかのどを通らない。

やばいなぁ。これじゃまた脱水症状じゃん。

ゆっくりと食べていると、またもやお店のお姉ちゃんが悠大をあやしてくれていた。
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少しは元気になったとはいえ、また歩くのもうんざりだったので、バンコクではなかなか見かけないサイクルリキシャーにのることにした。

東南アジアの乗り物の座席は小さい。 おんな二人のお尻がはまるとギチギチ。悠大を抱っこし、ベビーカーは後ろにくくりつけて、運転手はえっちらおっちら駅までの300mほどをこいで行った。

帰りの船は始発。
最初からゆったり座っていく。
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日が傾きはじめ、チャオプラヤー河は一層柔らかな景色になっていた。

気持ちよくうとうとしながら、一時間。
喧騒のバンコクの町に帰ってきた。
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# by nokonokoblog | 2007-03-28 22:42