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シンガポール10) マレーシアヘ。

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シンガポールで一番したかったのは「マレーシアに行くこと」だった。
シンガポールじゃないじゃん!と笑えるけれど、旅好きにとってはこれこそシンガポール観光(?)のハイライトなのだ。
なにしろたったの一時間程度で隣の国に行けるのだから。
陸路での国境越えはいつでもワクワクする。建物ひとつ隔てたこっち側とあっち側で言葉も人種も文化も一気に変わってしまうのだ。

シンガポール滞在4日目。
年の数と同じ、39カ国目となるマレーシア訪問の日。
まずはブギスのバスステーションまでタクシーで向かう。

おお!なんとアジアの雰囲気。
辺りは中国人街。

古ぼけたコンクリートの塀の内側にたいして綺麗でもない、ごく普通の路線バスが並び、入り口付近は人と車で大変な活気。
狭い路地にベビーカーを広げ、悠大を乗せる。明日香は背中だ。
私を見て「ジョホールバル?」と声をかけてくるバス会社のおじさん、タクシー?と声をかけてくるドライバー。
こういう客引きこそ慣れ親しんだ旅の味!

タクシーには首を振り、案内されるままにバスに乗り込む。
すぐにバスは走り出した。
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ジョホールバルに行くのにバスの時間など調べるまでもない。次々と発車するのだ。
国境まではまではほんの1時間。料金もたったの200円ほどだ。
どんよりと曇った車窓を眺めながら、あっという間にシンガポール側のイミグレーションに到着。

バスから降り、立派な建物の中に吸い込まれるように入っていく。
一人で3人分の出国カードを書くのが手間取ったけれど、通過自体はカンタンだ。

そのまま直進し建物を出るとバスが何台か止まっている。
乗ってきたバスが待っていてくれるわけではない。
ここでは来たバスと同じ会社のバスに乗ればいいのだ。
なんて合理的なの!こんなの初めて。
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バスは国境の橋を渡ってマレーシア側のイミグレーションに到着。
このバスはイミグレーション間を行ったりきたりしているのだろう。

マレーシア側の建物を前にして早速驚いた。

全然違う・・・・・。

大きくてピカピカにかっこいいシンガポール側の建物とは雲泥の差。
黒く汚れていて中は薄暗いコンクリートの建物にペンキ塗りの粗末な検査官用の台。
私はまた3人分の入国カードをやっとこさで書き上げ、晴れてマレーシアの地を踏んだ。

うわっ!

早速アジアが私を取り囲んだ。
ホコリと排気ガスの臭い。ぐるぐると走り回るオートバイ。塵やゴミが積もった道路際。
うざったいタクシーの客引き。

目指すモスクまでは普通の人なら徒歩でも行けるが、さすがにおんぶにベビーカーはキツイ。
客引きのお兄さんのタクシーに乗りこんだ。
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by nokonokoblog | 2009-04-30 23:52 | 2008シンガポール子連れ旅

シンガポール9) 3日目。オーチャードロード


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シンガポール観光3日目。
未明に主人が先に帰国し、私と子供たちだけが残った。
私達は中5日の滞在なのだ。

今日は雨。
2日間クレイジーなほど遊び回ったのでゆっくりと休養を取ることにした。

朝、Kさんが私達のために何日もかけて煮込んでくれた牛のテイルシチューを頂く。

彼女の自慢料理とのこと、それはそれは美味しかった。

しっぽを丸ごと一本使い、骨ごと輪切りにして煮込んだシチュー。
肉はホロホロと柔らかく、コクがある。いろんなスパイスがしっかり上手に入っていて、まさにご馳走、とてもマネできない味!

広いリビングでくつろいだり、その日は何をして過ごしたか思い出せないが、あっという間に夕方になり、少し外に出掛けることにした。

Kさんの家はシンガポールで一番の目抜き通り、オーチャードロードの中心から徒歩五分ほど。
マンション前の坂道を降りていくとシンガポール最大のデパート、高島屋がある。向かいはパラゴン、隣は伊勢丹。
つくづくすごいところに住んでるわ。
このあたりのマンションはシンガポールでもトップクラスだもの。
たまたまブログを通じて知り合うことができた幸運に感謝だわ。

まずは高島屋を探検。

広い…
そして、用がない。(笑)
なにせ赤ん坊を背負ってベビーカーを押す、貧乏くさい母親には敷居が高すぎて。
とりあえず庶民でも居心地がいい地下に潜ってみる。
何か食べよう。

ラクサが食べたい!
友達がシンガポールに行ったら是非にと勧めてくれていたのだ。
ホーカーズ(フードコートのこと)でラクサを発見、片隅に座っていざ。
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へ~。美味しい!

なんだろう、初めて食べる味。
ココナッツミルクがたっぷり入った甘辛酸っぱい白いスープ…で、麺は米の太めの丸い麺。
と、書いても想像つかないだろうなあ(笑)
ガイドによると、ラクサとはマレー半島を代表する料理で、シンガポールでは海老などでダシをとったココナッツミルクベースのクリーミーなスープと太めの米麺で食べる、とある。

とにかく美味しくてゆうだいもバクバク驚くほど食べた。
私はエスニックなこのラクサをとっても気に入り、お土産にペーストをいくつか買って帰ったほどだ。

高島屋を出て、私にはぐっと入りやすいラッキープラザという建物に潜入する。

小さな店がひしめくように並んだ、強烈にアジアな空間。
品物もチープで、配りもののお土産にしたくなるようなくだらない物がわんさかある。

両替屋やカセットテープ屋、チープなアクセサリーに衣料品、現地色豊かな食品店、床屋、郵便局・・・

なんだかごちゃまぜのカオスな世界。
ワクワク、ワクワク!
私はこういう雰囲気が好きなのだ。
ここでシンガポールというロゴ入りの子供たちの服などを買う。

それにしても店員に若い女の子が多い。 どこか垢抜けない・・・・だけどスタイルのいい東南アジアの女の子。
フィリピン人だ。
ここはシンガポールでもフィリピンコミニティが色濃い場所なんだそうだ。
またひとつ、シンガポールを構成するパズルのピースを見つけたような気がした。

適当にこのオーチャードロードを歩き回って、また少し何か食べることにした。
さっき、悠大と二人でひとつ食べたラクサだけでは物足りなかったのだ。
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次のお目当てはフライドホッケンミー(炒福建面)。
シンガポールを代表する中国系麺料理で、ガイドによると黄色いふと面に海老やイカなどを炒め合わせた塩味の焼きそばだそうだ。何人ものの友達がオススメしてくれた料理なのだ。

迷った挙句、また高島屋のホーカーズに行ってこのフライドホッケンミーを注文。

おいしい!

食べやすくて、日本人なら誰もが大好きな味だろう。魚介のダシが効いているし、卵麺によく合う。
辛くないので悠大が驚くほどよく食べる。
よほど気に入ったのだろう、その後ホーカーズではいつも悠大用にこのフライドホッケンミーを注文したが、毎回私が食べる分がなくなるほどよく食べてくれた。

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それと、ムーベンピックのアイスクリームがどうしても食べてみたくなって、贅沢しちゃった!
1個400円近いんだよ!
ストロベリーを買って悠大と一緒に食べる。
濃厚で、すばらしいおいしさ! ハーゲンダッツなんてメじゃないよ!
こ~んなにおいしいアイスクリーム、初めて食べたわ、というくらい満足した。 疲れてもいたからちょうど良かったね。

満足したので他にもいろいろ見て回る。
なんといっても高島屋のデパ地下。
おいしそうなお惣菜が山ほど。
日本でおなじみのものもたくさん。そして中国系のもの、マレー系のもの、どれを見ても洗練されておいしそうなものばかり!
さすが高島屋。お値段もさすがで手が出ない。
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それでもスーパーマーケットなら少しは私でも買いやすい。
高島屋の中のスーパーで果物を買う。
スターフルーツ、
マンゴー、
マンゴスチン・・・
あと、ライチーの大きいようなものは、何?

南国フルーツ大好きな私は、南の国に来ると必ず果物を買い込んで朝食にするのが楽しみなのだ。


夕方からちょっとの散歩のつもりが4時間以上歩き回ってしまった。
私ってつくづく鉄砲玉だわ。

明日は国境を超えてマレーシアまで行く予定。
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by nokonokoblog | 2009-04-22 00:27 | 2008シンガポール子連れ旅

シンガポール8) シンガポール動物園

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シンガポール観光二日目の朝。
Kさんが朝ごはんを作ってくれる。 

インドのナンに中華惣菜の肉まん、マレー風ビーフンの炒め物、日本の白いごはん・・・
なんだかこの家の食卓自体がシンガポールなのだ。

今日は動物園の日。
MRT(地下鉄)に乗って出かけます。
アンモキオ駅からはバス。
バス停に行ったら中国系の娘さんが声をかけてくる。
チケットを買うと行きのバス代がタダになる、というのだ。
ナイトサファリとのセット券もすこし割安なので私たちはそれを買うことにし、バスを待った。お金はバスの中で払って、と。
来たのはハイエースのようなバン。 
なるほどね。こういう商売だったのか。シンガポールも東南アジアだわ。

さて、動物園に到着。
オシャレなエントランスから入場し、最初にオウムさんと記念撮影。
スタッフが撮ってくれるのだ。

わーいとはしゃいで歩き出す。
が、何がなんだか・・・・。

不思議な場所だ。
やたらにキレイな通路のあるジャングル。
人工的なのだけれど、鬱蒼と茂る木々は本物。
小さな橋をわたる。谷底にはワニがいる。
曲がりくねったコンクリートの道。歩いていても動物が次々と現れるわけではない。
動物の看板があるのだけれど、どこに動物がいるのだろうか・・・
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要領を得ないままにちょっとした広場に出た。
そこではエレファントライドの列が。

「象!象に乗ろうよ!」

私はとにかく乗り物が好きだ。
旅先で乗れる乗り物はなんでも全て乗りたがる。
それが馬やラクダなど動物でも同じ。絶対に、乗る!


エレファントライドは有料。とにかく列に並び、並んでいるうちにチケットを買いに行く。
今日は晴れていて暑い。悠大が暑さでぐずってしまう。明日香は背中におんぶだ。

象にはかつて一度乗ったことがある。 インドのジャイプールには観光地の足としてエレファントタクシーがあるのだ。
今回は家族で。なんて楽しいのかしら!
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私たちの順番になり、専用の乗り場から大きな象の背中に取り付けられた荷台に乗り込む。
ゆっさ、ゆっさ、と歩き出す象。高い高い!
相変わらず悠大はぐずっていたのが残念だったけれど、私はゴキゲン!
スタッフが撮ってくれる写真を買い逃してしまったのが残念。

象を降り、さて、これからどうしようとベンチで一休みしているとインド人の女の子たちに囲まれる。
なんだかここの動物園、妙にインド人が多いのよね。
中国系よりもインド人のほうが圧倒的に目立つだけかしら・・・?
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「なんかココの動物園、広いしイマイチ回り方がよく分からないよね。暑いしだるいからこのトラムに乗って一周すればなんとなく様子が分かるんじゃない?」

今朝買ったディスカウントチケットにはトラムの無料サービスもついていたのだ。

トラムに乗ってゆっくりと動物園を一周する。途中、何箇所かで止まって人が乗り降りする。
時折動物が見えるのだが、やはりいつまでたっても動物を間近で見ることができないので、スタッフに聞いてみる。

「このトラムに乗っていたら動物は見れるんですか?」
「見られるけれど、歩くほうがベターです。」

不思議な気持ちのままトラムは一周し、元の場所に戻ってきた。
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「やっぱりさ、通路から動物の看板が見えるじゃん?そこを入っていかないと動物は見れないんだよ。」
「そういうことみたいだね。 じゃ、歩くか!」

「ここの一番の見物はホワイトタイガーでしょ。俺、ホワイトタイガー先に見たいな。」
「ココの動物園って檻がないんだよね? トラも檻がないのかなぁ?」
「無いってことらしいねえ。よくそんなことできるよな・・・日本じゃありえない。」

隣にいた中国系の女性にホワイトタイガーの場所を聞くと、
ホワイトタイガーは今日はクローズだと言う。

「一昨日、酒を飲んだクレイジーな男がホワイトタイガーのエリアに入っちゃって喰われて死んだのよ。」
「えーそうなんですか・・・残念。」

やっぱり、事故があるわけね。(汗)

空に少し雲ががかって暑さもピークを超えたようだ。
私たちはアチコチ動物を見て回り始めた。
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やはりトラムが走るようなメインの道沿いを歩いていても動物は見られず、看板が指し示す細い道を入っていくと動物を楽しむことができた。

シンガポール動物園といえば、シンガポール観光の目玉。 
世界に類を見ない動物の展示方法がウリなのだ。
その特徴は、檻や柵がないこと!

水路や植林、段差など、巧みに地形をデザインして動物のいるエリアと人間のが通るエリアとが分けられている。
動物の足元はコンクリートではなく、自然の大地。青々としたジャングル。
我々は水路越しに野生に近い環境でイキイキと活動する動物たちを開放感いっぱいに見学することができるのだ。
サファリパークの中を歩いているような・・・そんな感じ!
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夕方、そろそろ疲れてきた頃にパラパラと雨が降ってきたので、ちょうど通りがかかった白熊ショーの屋根付きベンチで休憩。
この時、悠大が初めて「アメ!アメ!」と言えたことに喜んだりして。

ショーはMCのお姉さんがとっても面白くて盛り上げてくれる。この辺はアメリカのショーを思い出す。
バッシャーン!と水に飛び込む白熊くんの姿を楽しんでショーを追えた頃には運良く雨も上がってきた。

閉演時間ギリギリまでいろんな動物を見て、ナイトサファリの申し込みをする。
ナイトサファリは通常のトラムに乗ろうとするとディズニーランドばりの長い行列に耐えなくてはいけないが、日本人の場合は日本語のツアーがあり、それは予約制なので待たずに乗れるのがありがたい。
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お昼もちょこっと持参のお弁当を食べただけでずっと歩き回っていた私たち、やっとここで落ち着いて座り、夕食を取る。
夕食は、オシャレなレストランだけれどシステムはフードコートで、何でも好きなものを注文できる。
麺やチャーハンなどの他に主人が気を利かせて買ってきてくれた面白いカキ氷で生き返る。
これはシンガポールを代表するスイーツでアイス・カチャンという。
小豆やゼリー、そしてスイートコーンがかかっているの!なぜとうもろこし・・・?(笑)

あっという間にトラムの出発時間になり、いざ、ナイトサファリへ!

ナイトサファリというのは昼間の動物園以上に人気のあるシンガポール名物で、夜行性の動物のいるサファリパークをトラムに乗ってめぐるというもの。
そのトラムも囲いの無いオープンな乗り物で。
真っ暗な中、いろんな動物が出てきて、中には手を伸ばせば触れるほど近づいてくる動物もいて、なかなか珍しい体験。
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そして、ショーを見る。
夜行性の野生動物のショーなんてわけのわかんないことをやっているのはどう考えても世界でここだけだろう。
たいしたことをやるわけではないのだけれど、楽しく構成されていてなかなか面白かった。

動物園を出たのは夜の9時すぎ?
帰り道、Kさんの家の近く、オーチャードロードのクリスマスイルミネーションを楽し見ながら帰る。
家にたどり着いたのは・・・やはり11時ごろ?
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全く呆れるほど遊ぶ私たち。さすがにクタクタ。
でもね、彼はこれでたった二日のシンガポール観光は終わり。明日の早朝には日本に帰るんだもの。
子連れでもちょっと無理したって(ちょっとか?)いいよね!
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by nokonokoblog | 2009-04-15 22:22 | 2008シンガポール子連れ旅