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子連れバンコク旅行記(13) 最終日 ありがとうバンコク

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今日の夜はいよいよ帰国。 
荷物を友達夫婦の部屋に預け、今夜はみんなでタイ料理を食べに行こうと約束する。

奥さんのほうの仕事が終わる7時過ぎまで時間があるので、何度も通ったショッピングセンター、LOTASへ。
目的は「髪を切ること」。

なにしろ出産前に切ったきり、一度も美容院には行っていなかった。
かなさんがこの旅の始め、パキスタン入りの前にバンコクで髪を切った、という話を聞き、私も!と出発前から楽しみにしていたのだ。

用意周到。
言葉が通じなくても大丈夫なように、ゆうべ友達からもらった気に入った髪形の雑誌の切り抜きを持参していた。

悠大と一緒に美容院に入る。 日本と同じような明るくおしゃれな美容院だ。
店長らしきスキンヘッドのマッチョな男性が流暢な日本語で対応してくれた。

なんだ、日本語できる人がいるんじゃないの!

「かわいいね~。何ヶ月?名前は? この子は僕が見ているよ。安心して。」

大きな体でひょいと悠大を抱っこして、上手にあやしてくれる。本当に子供が好きなようだ。
それにしてもタイ人は子供をあやすのが上手。 そして本当に子供好きな人ばかり。
この国は赤ちゃん連れで旅行するには最適な国なのでは、と本気で思った。

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店は空いていた。
私が切り抜きを見せると、
「この店は髪型はほとんど日本のを研究しているんだよ。彼はとても上手だよ。おい、彼女の髪を切ってやってくれ。」

店長が呼びつけたのは、垂れ目で唇の厚い、穏やかなラクダ顔のお兄さん。
店を出た後にわかったのだが、彼は多くのコンテストで賞をもらっているらしい。写真が何枚も店頭に飾ってあった。

まずはシャンプー。
日本と同じように仰向けに椅子が倒れて、アシスタント的な女性がガシガシと髪を洗ってくれる。
一度洗って流し、もう一度洗う・・・。

日本より多少乱暴ではあるが、さほど変わりはない。
さぁ、終わりかな、と思ったら、なんと3回目のシャンプーをはじめた。
耳までぐりぐりと洗われて、リンスをつけて流してシャンプーが終わった。
なぜ3度も・・・。まあいい。おかげでさっぱりした。

その後、ラクダ顔のお兄さんが私の髪を切り始めた。

写真をじっとみて、ヨシ、とばかりにうなづくと、迷うことなく切り始める。

シャギーがたくさん入ったスタイルなので、レザーを使うかな、と思ったらうれしいことに全部ハサミで丁寧にやってくれた。
レザーでナナメに削いでいくと毛先が痛みやすく、後で枝毛になったりするのでイヤなのだ。

彼は本当にカットが上手で、写真と同じだけでなく、見事に私の顔かたちに合わせて切ってくれた。

出来上がった髪型に大満足!
今までの髪型の中で一番気に入ってしまった。

うれしくなって日本語の話せない彼に、思いっきりうれしい顔をして手をたたいてお礼を言ったら、無口な彼は切り抜きを手にして私に見せ、

「オンナジ。(同じ)」

とてもうれしそうなはにかんだ笑顔を見せて日本語で言った。

「終わった? さっぱりしたねー。この子、寝ちゃったよ。」

スキンヘッドの店長が優しいパパの顔で抱いていた悠大を私に返してくれた。

「どうもありがとう。 この髪型、とても気に入りました。」

ご機嫌で店を出る。 
お代は約700円。 全くうれしくなってしまう安さだ。
また来ます、といいたいところだけどそれもできない。
全く私は幸運だ。

仕事を終えた友達夫婦と合流してバンコク最後の食事に出かけた。

途中、信号を渡ろうと交差点で待っていると、いつまでたっても信号が変わらない。
3分・・・・いや、もっとだ。おしゃべりをしながら5分ぐらいは待ったような気がする。

待ちながら二人が解説してくれた。

「ココの信号って手動なんですよ。 手動というか、係員が交通状態を見ながら信号を変えてるんですよ。ホラ、そこに小屋があるでしょう?あの中に人がいるわけです。 結構こういう信号って多くて。 まあ、待っていればいつかは必ず青になります。大丈夫。」

大丈夫って・・・いつかは青になるって・・・・。
上下3車線づつある大きな道路だ。それが、手動とは。

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少し歩くと店に到着。
しゃれた店ではないが、空席がないほど繁盛している。

「ここね、いつも人でいっぱいだからおいしいんだろうな、って気になってたんだけど入ってみたらホントにおいしかったの!」

彼女はいつもイキイキしているが、これまたとびきりの顔でそう言った。

しばらくしてみんなでテーブルに着き、乾杯。 お任せでいろいろ頼んでもらう。
どんな名前の料理かはわからないが、出てくるものはどれも、今まで食べたどの店の料理よりも確かにおいしかった。
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バンコク最後の晩餐。
日本にいるときと変わらないような他愛のない会話が和む。

学生時代からずっと兄弟のように育ってきた仲間。
「アジアを学ぶ」という特殊な環境で培った特別な仲間意識と同じ価値観は、時を経てそれぞれに磨かれ、
こうしてタイに移住するという夢を果たしたり、
専攻したパキスタンの言語を駆使する仕事についたり。
私は私なりにアジアやアジアからつながる世界へと旅を続けている。

遠く離れて暮らしていても、あの頃の青春と友情は昇華され、確固たるものになっている。
そう信じられる。

宿に戻り、いよいよ空港へ。
タクシーで向かう。

無機質な高速道路を車は快調に走る。
この旅のこと、これからの仕事のこと。なんとはなしに話をしながらバンコクの街をすり抜けていった。

いつかまた、戻ってこれるだろう。 バンコクはアジアのゲートだから。

ありがとう。友よ。
ありがとう、バンコク。
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by nokonokoblog | 2007-09-09 01:44 | 子連れ旅 0歳バンコク