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子連れバンコク旅行記(10) 3日目 カオサン

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「これからカオサンに行きませんか。私もう何年も行ってないんでどう変わってるか見てみたいんです。」

カオサンというのは有名な安宿街。 
世界中のバックパッカーが集まり、旅行者相手の店が軒を連ねる。
長く居ついて旅の疲れを癒す者も多く、一種異様なカオスを生み出している旅人の聖地。

とはいえ私は一度もカオサンに行ったことはない。
いかにも、というバックパッカーの巣窟に、私のような短期旅行者が行くメリットを感じなかったからだ。

「行こう行こう!行ってみたい!」

泊まらずとも、一度は行ってみたかったのだ。

タクシーを降り、歩行者天国のカオサンロードをベビーカーを押して歩いていく。

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これでもか、というネオン看板。
なるほどすごい。
道を歩くのは外国人ばかり。
タイ人といえばこの街で働く人ばかり。

イサーンの民族衣装を着て安っぽい手作りアクセサリーを売るおばさん達。
店を持てずにみかん箱のような台に商品を並べて売っているお姉さん達。

いかにも旅行に便利なペラペラの服やバッグ、ご当地Tシャツ、かわいい雑貨など、あらゆるお土産屋が並び、
三つ編み屋やタトゥー屋、なぜかカツラ屋、イスラエリがよく路上で店を広げているような銀製品。
実はこのイスラエリお得意の銀製品の卸屋もこのカオサンにはたくさんある。

旅行代理店、散髪屋、食堂、屋台、コンビニ、昼間からビールが飲めるオープンカフェ。
旅行者に便利なものはなんでも揃っている。
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「あ、あのバッグかわいいですね。いくらだろう。」

「私、Tシャツがほしいな・・・」

二人でいろんなお店を冷やかしながらもかなさんは以前のカオサンの様子を思い出しながら繰り返しこんなことを言っていた。

「わ~~~~。 変わったー。 すごいキレイになってる。 
あ、でも、あの古い建物、あんな感じの建物は同じです。 ああ、やっぱり変わってない・・・・。
あ、あの宿、私あそこに泊まったことあります。 ここには食堂があったんですけど・・・今はないですね。へえ~。」

彼女は何度となくこのカオサンに滞在しては、その時々の青春の一コマをこのカオサンに残してきたのだ。

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かなさんが言った。

「のこのこさん、ビール飲みたいって言ってましたね。生がありますよ!飲みましょうよ。」

実はかなさんはお酒に弱い。自分からビールを飲もう、というのはよほど気分がいいのだろう。

「あ。ガイヤーン(タイの焼き鳥)もありますね。食べましょう食べましょう。」

生のビア・シンをジョッキで乾杯!

あ~~~うまい!
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時は夕方。
今日は暑かった。たくさん動いたあとの体に生ビールが染みこんでいく。

お互いについこの前まで長らくバックパッカーをやっていた。
しかし私は出産し、彼女は難関を突破してこの春から新しい仕事へと羽ばたいていく。

ビールを片手にカオサンを歩く若いバックパッカー達を眺めていると、それはもはや私たちがいつのまにか通り過ぎて遠くなった光景だった。
感傷的ではなく、なにかとても素直に、旅人たちをまぶしくいとおしく見守っている自分がいた。

常に体当たりで突き進んでいく中東やアフリカの旅はとても赤裸々で、ギラギラとしたパワーがいるものだ。
だが、ここではむき出しのパワーは要らない。

ここから世界に向けて旅を始める人。
長旅の疲れを癒す人。
初の自由旅行でなにもかもがドキドキワクワクの人。
いろんな人がここに集っているが、みんなが一様にリラックスできる何かがここにはあり、すべては「旅」でつながっている。

ほわほわとビールでゆるんだ体にそんな素敵な旅の空気が溶け込んでいった。

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再びそぞろ歩き。
やがて日が沈み、ネオンが一層華やかに街を彩っていった。

和紙のようなものでできている、中に電球が入ったつるし飾り。
なんだかお祭りの縁日のようだ。

バナナのクレープを食べる。 
これが絶品!
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「おいしい~! おいしい~! 最高~!!!」

焼いてくれたおばちゃんは静かな人だったが、このおいしさ=うれしさを伝えたくて、一生懸命おいしい、おいしいとアピールしてしまった。

すっかり青春時代の旅に戻ってはしゃいでいる自分がいた。
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by nokonokoblog | 2007-06-23 23:40