引越しました! 旅行記ブログ
by nokonokoblog
カテゴリ
全体
2008シンガポール子連れ旅
旅の思い出
子連れ旅 0歳バンコク
中国・パキスタンの旅
未分類
以前の記事
2009年 08月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 10月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
フォロー中のブログ
メモ帳
旅行記中心の「のこのこblog」ライブドアの不具合が多いため、試験的に引っ越しました。

過去記事はこちら
のこのこblog

メインサイト
のこのこ旅の情報ノート
最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


カテゴリ:中国・パキスタンの旅( 1 )

中国&パキスタンの旅 20 桃源郷カラッシュ谷への道 その1

この旅行記は2005年9月に中国ウイグル自治区のカシュガルから陸路フンジュラーブ峠を越えて北部パキスタンを旅行した時の記録です。 
過去記事はコチラからどうぞ。
http://blog.livedoor.jp/nokonokoblog/archives/cat_50002859.html
<今までのあらすじ>
カシュガルで友人シモノフ(日本人女性)と合流し、バスで4900mの峠を越え、パキスタンに入った。 一緒に峠を越えた日本人たちとともにカラコルムハイウェイ沿いの村々を楽しみ、旅人の聖地フンザに入り、スーパー観光地と化したこの町でしばしの休息をとる。

(スキャナーが壊れて携帯で複写して載せています。汚くてごめんなさい!)
=============
a0097288_202815.jpg

(これがパキスタンの乗り合いタクシー「スズキ」)


朝5時半に起きてハイダー爺さんの宿を出た。

フンザでしばし旅のひと休みを終え、今日からいよいよ桃源郷カラッシュ谷への過酷な旅が始まるのだ。
中国国境のタシュクルガンから同行していたけんちゃんとメグちゃんも一緒。

カラッシュまでの行き方はいまひとつよく分からない。
フンザ地方の州都ギルギットから峠を越えて行く。
以前は道が悪すぎて峠をバスで越えることは出来ず、ジープを1台6000ルピー程度でチャーターして二泊3日の行程だったのだが、最近はどうやらバスが通れるようになったらしい。

乗り場や時間など詳しい事は全く解らないが、とにかくギルギットまで行ってあとは人に聞けばなんとかなるだろう。

まずはカラコルムハイウェイ沿いの下の街までスズキ(乗合タクシー)で下る。 それからバスに乗り換え3時間、90ルピー(約180円)。9時半にはギルギットに到着した。

a0097288_2031578.jpg

大きな街だ。
このところ銃撃戦が頻繁に起こっているというが、見たところ平穏で変わった様子はない。それでもやはり一刻も早くこの危険な街を出てカラッシュに向けコマを進めたかった。

宿の日本人旅行者たちが言うにはマスツージという峠を越えた街までバスで行けるらしい。
私達はまずスズキに乗ってドライバーとバスが出る場所を探してまわった。
バス会社の名前はナトコ。

街の中を行ったり来たり。
バスが出る場所にたどり着いた頃には10時出発のバスがすでに出てしまっていた。
次のバスは明日だという。

困っているとパンダールという峠の手前の街まで行く車ならある、と声をかけられた。料金は160ルピー。

ジープはバスより値段が少し高いがきっとバスよりは早いだろう。
それよりそのパンダールとやらから乗り継げるバスはあるのだろうか。

まあいい。道沿いなら何かしら車は走っているさ。
とにかくこの街から出てしまいたいのだ。
私達は2時に出発するというジープに乗ることにした。
a0097288_2058451.jpg

時間があるので街の中心まで行って腹ごしらえ。
立派な髭を蓄えたおじさんが店先で焼いていたカバブが美味しそうだったのでその店に入る。
カバブ二種類と、隣の店先で揚げていたポテトやマンゴージュースも買ってきて食べた。
カバブもポテトもスパイスが効いて美味いのだが、2種類買ったカバブの片方は軟骨?臓物?一体なんだったのか、私はこういうのダメ。
濃厚なマンゴージュースは絶品だ。

ひと息ついてから私達はある店を探し始めた。
ガイドブックに載っていたおいしいパウンドケーキの店。
女三人男一人。
女優勢ではケーキ食べ歩きがレジャーになる。

パキスタンはお菓子がとてもおいしい。特にパウンドケーキはパキスタンの人に身近なようで、小さなよろず屋にもパンとともに必ず売っている。
フンザのクルミのパウンドは大袈裟ではなく我が人生で一番の味だったが、この本に載っている店はどうだろう。

歩き回ってやっとそれらしきケーキ屋さんを発見。
中のテーブル席に座ってお茶と一緒にいただく。
おいしい!
シンプルでさっくりほっこり。素直な味だ。

この店で警察官だというお兄さんと話をする。
やはりこの町では時折発砲を伴う抗争が起こるという。
今日は大丈夫だよ、というが、やはり危険なものは危険なのだ。

パンダールまで行くジープの乗り場はオンパリという地区にあるミニバスステーション。
車は予定通り2時少し前に出発した。
a0097288_2061279.jpg

一時間位走って小さな村で止まり、休憩。
雰囲気のいい村だ。
シルクロードの国々でよくみかける桟敷のある露店でまったり。赤と白、両方のブドウを買って食べたら少し元気になった。
今日は体調はあまりよくないのだ。
いや、今日も、だ。 今回の旅はどうも体がキツくて疲れやすい。

再び車は走り出した。
景色はいよいよ田舎風。川沿いの道をずっと走るのだが、黒い岩がギラギラ光るカラコルムハイウェイよりもずっとやさしい景色だ。
川沿いの畑にはとうもろこしがなっていて、畑の緑がやさしくて。
a0097288_2071249.jpg


それにしてもこの車、狭い!
パジェロぐらいの大きさのジープだが、助手席に2人、真ん中と3列目には4人づつ。
そして後方の荷台部分に小さな椅子が取り付けてあり、そこに3人。私はその荷台部分に荷物と一緒に押し込まれた。膝をピッタリくっつけて肩をすぼめて縮こまり、ぎゅ~っと押し込められて全く身動きが取れない。
今までいろんな国でいろいろと狭苦しい思いをしてきたが、この車は中でも相当厳しかった。
体調も万全でない中これはキツイが乗ってしまった以上は耐えるしかない。

やがて日も暮れ暗闇の中、ただただ耐え続けて7時間半。
午後9時半。やっとパンダールに到着した。

真っ暗だ。
街灯ひとつない。
そして、寒い。

車は宿の前に止まり私たちを降ろして去っていった。
宿のスタッフが私たちを迎え入れてくれたが、電気がないのか中でも真っ暗。
ろうそくの明かりで夕食のポテトの煮込みを食べた。
おいしかった。

疲れ果てた。 
どうせ暗闇では何もできない。 私たちは部屋に入るとベッドに寝袋ごともぐりこんで寝てしまった。
[PR]
by nokonokoblog | 2008-02-13 01:54 | 中国・パキスタンの旅