引越しました! 旅行記ブログ
by nokonokoblog
カテゴリ
全体
2008シンガポール子連れ旅
旅の思い出
子連れ旅 0歳バンコク
中国・パキスタンの旅
未分類
以前の記事
2009年 08月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 10月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
フォロー中のブログ
メモ帳
旅行記中心の「のこのこblog」ライブドアの不具合が多いため、試験的に引っ越しました。

過去記事はこちら
のこのこblog

メインサイト
のこのこ旅の情報ノート
最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


シンガポール5) ラッフルズホテル

a0097288_0465545.jpg

シンガポールと聞いて思い浮かぶものといえばマーライオンとラッフルズホテル。
ぶっちゃけそれ以外パっと思い浮かぶものはないのだが、とにかく「ラッフルズホテルでシンガポールスリングを飲む」というのは押さえたいでしょう!

待ってろよシンガポールスリング!
マーライオン公園から張り切って徒歩で向かう。
運河のような海の橋を渡って、地図上では15分も歩けば着きそうなのだが、明日香を背負って歩くのは結構しんどかった。
おまけにちょっと道を間違え大回り。
その白亜の建物に着いた時には日も暮れかかった5時ごろだろうか。

子連れでなければ有名なロングバーに入るところだが、中庭もステキなのだ。
テーブルのひとつに家族4人が陣取る。

「何飲む?私が出すから。ここに来たらやっぱりシンガポールスリング・・・。」
「アイスコーヒー」

アイスコーヒーですか。つまんねぇ男だなぁ。 
と、思いつつ、メニューを見てびっくり!
シンガポールスリング、22シンドルもするのかよ!!!(1シンガポールドル=約70円)

「じゃ、アイスコーヒーね。」

すかさず、そのほうがきっと安いしラッキーだわ、という気分に。
しかし、アイスコーヒーがメニューに載ってない。
ウエイターに聞いてみると、大丈夫だとのこと。といっても14シン$もするのだ。

はぁ~疲れた・・・・。
おつまみに出てきたうまくもない豆菓子をポリポリつまんでお目当てのシンガポールスリングを待つ。

「やっぱりシンガポールといえばラッフルズホテルとシンガポールスリングだよね~!ね、ね、綺麗な建物だよね!」
「ラッフルズホテルって、何?」
「えーーー知らないの?」

なんと、彼はラッフルズホテルもシンガポールスリングも知らなかったのだ!
てことは・・・、

「なんでこんなところでわざわざ高い飲み物飲むのかなぁ、って。」

ひぇ~~~~。

「だからね、ラッフルズっていう人が最初にシンガポールに上陸して、だからラッフルズホテルなの。シンガポールスリングっていうのはとっても有名なカクテルなんだけど、それはこのホテルが発祥で・・・まあとにかく私はシンガポールと言えばマーライオンとラッフルズホテルでシンガポールスリングなわけよ!」

わけのわからん説明をしながら考えたのは、彼にはここのドリンクの値段は言えないわ!ということだけ。幸い彼はメニュー表を見ていない。
a0097288_0485412.jpg

あ、キタキタキタ!

まずははしゃいで写真を撮る。
一口飲んでみる。

ん? 

なんか・・・・コレ、お酒入ってるわけ?
マジかよ~。こんな、アルコールが一滴ぐらいしかはいってないような飲み物が1500円もするのかよ。
いや、でもいいの!これはシンガポール記念だから!

頭の中で自分で自分に言い訳をしながらぐびぐびと飲んでしまう。
なんだかなぁ・・・・。
それにしても・・・。

「うれしいなぁ~。これで目的は果たせたよ!」

とかなんとか言ってみるが、疲れた体に薄すぎるアルコールは全く染み込むことなく、テンションだけがクールダウンしていく。

「夕飯とかどうする? どこかいきたいところ、ある?」
「いいよ夕飯は。何でも。」
「屋台メシが食べたいって言ってたじゃん。ガイドブック、少しは読んだの? 読んでおいてって言ったじゃん。動物園の他になんか興味あるところあった?」
「読んでない。明日、別に動物園じゃなくてもいいよ。他に行きたいところがあればそれで。」

楽しみにしていたシンガポール旅行。
でも、それは私だけだったのか。
彼は全然シンガポールに興味がないのか。楽しもうと思っているのか。
彼は実質二日間しか滞在できないのだ。なのに、なのに・・・。

どんどん悲しくなってきた。だんだん腹がたってきた。
実は今回の旅行費用は私の奢りなのだ。アメリカ旅行などいつも旅費は彼が出してくれているので、私が提案した今回の旅行は私が出したのだ。

「なんでそんなにやる気ないの?!二日しかないんだよ。私はあなたにもっと楽しんで欲しいのよ!屋台だって動物園だって私はすごく楽しみにしてるんだよ!なんでそんなこと言うの?! 私、がんばってお金貯めたのに。それじゃお金出した意味ないじゃない!」

半分泣きながら怒鳴りちらし、すっかりケンカを売ってしまった。
いつものように黙りこくる彼。

「今からちょっとガイドブック読んでみて。トイレ行って来る。」

私はそう言って席をはずした。子供たちは眠ってしまっている。
もうすっかり陽が暮れた。
クリスマスイルミネーションに彩られた中庭では、上手とは言えない生バンドの演奏が始まっていた。

今思えば休みなく観光し続けてお互い疲れていただけなのだろう。
子供の前では疲れた顔を見せられない。
子供は親の様子に鏡のように反応する。大人のわがままで子供にハードな事を強いている以上、終始元気に明るく楽しく振舞っていなくては。
と、そんなことばかり思っていて、彼が疲れていることは全く想像しなかったのだ。
もっと早く気づいてあげるべきだった。

ゆっくりめに席に戻り、おだやかに言った。

「じゃ、行こうか。」

a0097288_0494073.jpg

[PR]
by nokonokoblog | 2009-01-28 00:34 | 2008シンガポール子連れ旅
<< シンガポール6) ナイトクルーズ シンガポール4) マーライオン >>